天邪鬼の独り言

日記、エッセイ、独り言、愚痴、フィクション、なんでもありのブログです。書きたいことを書きたいスタイルで書いていきます。

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予定調和はつまらない…

昔、若い頃はよく本を読んでいた。
政治社会思想や哲学、心理学の本が多かった。

そのときの覚えた言葉で「予定調和」というのがある。
あらかじめ、決めている結論に合うように物事を進めるというような意味だ。否定的に使われることが多い。

その言葉に影響されてか、自分の人生は予定調和にしたくなかった。
予定や計画を立てるのが苦手というわけではない。
段取り付けて、物事をてきぱきと進行させるのは得意かもしれない。

常識や他人に決められたような生き方はしたくなかった。だから、何歳で何々になり、何歳までにどうこうしてというような人生設計は、予定調和でつまらないと思っていた。

でも、やはり人生の目標を達成するためには、計画と実行力が必要だ。いきあたりばったりでは、目標に届かないことが多いとも思う。

「馬鹿の壁」の著者、養老先生が書いているが、都市生活者は、「こうすれば、こうなる」というように、一定の努力をすれば、目指す結果が得られると思い込んでいる。でも、自然相手の仕事ではそうはいかない。農業、漁業、牧畜や狩猟に従事している人なら自明のことだが、どんなに人が努力しても、天候不順や潮流、動物の行動を人間がコントロールすることはできない。どうしようもないことも多いのだ。

人も自然の一部である以上、基本的には同じだ。
努力や思いが必ず報われるとは限らない。
人生には思い通りにはならないことがある。
ある程度は自分の行動をコントロールできても、感情が裏切ることもあるし、子供や親兄弟を含めて、他人を思い通りにすることなどできない。

良くも悪くも人生は先がわからないから面白い。
人生の目標を達成するための計画と努力が必要だということに依存はないが、こうすれば、ああなる式に、先が全て読めていたら、人生を生きる価値があるのだろうかと、ふと思うことがある。

その結果、ずいぶんと人並み外れた人生になってしまったし、後悔していることも多々あるが、それでも、自分の生き方や人生を、よりスタンダードな他人の人生と取り替えたいとは思わない。

その意味では、自分の人生を愛している。

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