天邪鬼の独り言

日記、エッセイ、独り言、愚痴、フィクション、なんでもありのブログです。書きたいことを書きたいスタイルで書いていきます。

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アメリカが嫌いになった

アメリカのブッシュ政権がイラクと戦争を開始しよ
うとしている。10年前の湾岸戦争の時以来、断続
的に軍事施設を空爆しているから、正確に言うと、
湾岸戦争は終わっていないのだが。

湾岸戦争で死亡したイラク人は、30万人から一説
によると100万人とも言われているが、とにかく
膨大な数の人たちが犠牲になっていることだけは、
確かだ。この中には民間人が多数含まれていて、軍
人の死亡者より多いという。

なぜ、アメリカは執拗にイラクを攻撃するのか?フ
セイン政権打倒が当面の目的だが、中東への覇権の
確立と石油資源獲得が目的なのは明白だろう。

イラクへの攻撃を正当化するために、大量破壊兵器
を隠し持っているとか、核爆弾を開発中だとか主張
しているに過ぎない。

先に結論ありきで、国連の査察を利用できる場合は
利用し、利用できそうもなければ、でっち上げでも
何でもいいから、攻撃の口実を自ら作っているよう
に見える。

イラクの人々がアメリカ人に一体何をしたというの
だろうか?大量破壊兵器を一番持っているのは、言
うまでもなくアメリカだし、既に先の湾岸戦争で多
数のイラク人を殺戮しているのはアメリカなのだ。
イラクにアメリカを攻撃する大義名分はあっても、
アメリカにイラクを攻撃する大義名分などありはし
ない。

アメリカ人の知り合いもいるし、アメリカの文化も
好きだった。ある種、あこがれの国でもある。でも、
今はアメリカが嫌いだ。無実の人々に悪の烙印を押
して、大量殺戮を正当化する自国の大統領や軍隊を
支持するようなアメリカ人も嫌いだ。

アメリカは、建国以来ネイティブ・アメリカン(い
わゆる「インディアン」)を大量に殺戮しつつ、そ
の勢力を拡大してきた軍事帝国である。国内に滅ぼ
すべき敵がいなくなると、その矛先は海外に向けら
れた。それはメキシコに進出したスペインであり、
中国を侵略したかつての日本であり、ベトナムやア
フガニスタンである。

移民で構成された多民族国家であるアメリカは、内
部でのシステムの矛盾や問題が大きくなると、外に
敵を求め、それを攻撃することで国としての結束を
高め、国を維持してきた。

今、ニューヨークのテロやエンロンの破綻などの経
済危機に直面しているアメリカは、突出した軍事力
と反比例するかのように、国内の政治・経済は腐り
つつある。

無実のイラク人を正義の名の基で殺そうとしている
アメリカは、自らの首をも絞めていることになる。
なぜなら、理想を掲げて建国した人工国家であるア
メリカは、建国の理念に反するようなことをすれば
するほど、その建国の理念が有名無実になっていく
からだ。

もし全面的に再びイラクを攻撃するような事態にな
れば、アメリカ帝国の落日は近いということになる
だろう。
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