天邪鬼の独り言

日記、エッセイ、独り言、愚痴、フィクション、なんでもありのブログです。書きたいことを書きたいスタイルで書いていきます。

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世界は撲を待っている

毎朝、まどろみの中で世界が始まる。
意識と無意識の狭間で、世界が生まれる。

小鳥のさえずり、クルマのエンジンの響き、
時計が時を刻む微かな音。
真っ白な空間の中から、世界の始まりを伝える音が、
聴こえてくる。

まだ、自分が何者かという意識はない。
世界と自己とは半ば溶け合っている状態だ。
心地よい身体の感覚と、
時おり聴こえてくる世界が動いている音だけ。

今日の世界をどう創っていこうか?
少しずつ働きだした意識で、
ぼんやりと考える。

世界が生まれる瞬間、
それはビッグバンなんかじゃない。
世界が生まれる瞬間、
それは撲が眠りから覚めた時。

一日の始まりが世界の始まり。
永遠に続く時空間の大海原の中で、
ある時、突然に目覚める。

ここは何処?
外はどんな風?
あの音は何?
撲は何をすればいいの?

自分が社会という名の巨大なシステムの部分になっていく前の、
自由で心地よい浮遊感。
それが世界の誕生の瞬間。

世界は撲を待っていてくれた。
そんな気がする一日の始まりが、
撲は一番好きだ。





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