天邪鬼の独り言

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輪廻転生への疑問

タレント的な霊能者がホストを勤める番組が人気を集めてから数年が経ちましたが、
その影響のためか、輪廻転生(生まれ変わり)を信じる人が増えているようです。

肉体が滅んでも魂は生前の姿のままで存在し続けるという信仰も、
輪廻転生の一種のような気がします。

過去生を信じる、信じないは、個人の自由です。
それによって、人格や価値観の良し悪しまで判断するのは、的外れだと思います。

四川省の巨大地震によって、チベット自治区騒乱の話題は遠のきましたが、
ダライラマの地位は輪廻転生に基づいていることは、よく知られています。

私自身は、輪廻転生に関心がありました。
ドキュメンタリー作家の書いた、自分自身がルネサンス時代のイタリア人
(確か彫刻家)の生まれ変わりだと、ある霊能者に言われたことを
きっかけにして、その人物が実在したのか検証の旅に出るという
作品を読んだりしました。

それ以外にも、過去生の記憶を持っているという子供のインタビューを
まとめた本を読んだこともあります。

でも、今の私には、過去生などというものは存在しないという立場です。

自分が自分であるという認識(意識)は、
体験の蓄積からくる記憶に基づいているはずです。
前世の影響とか、過去の特定の人格の持ち主の生まれ変われ
を信じるのは、信仰(宗教)の一種という感じがします。

私も物質と精神のエネルギーは不滅だと信じていますが。

前世の考え方が腑に落ちない一番の理由は、
自分に過去生の記憶などないからですが、
それと同時に整合性がないと感じる理由は、
現在60億以上いる人類は、たった1万年前には、
500万人から多くても1千万人と推計されています。
現代人のルーツは東アフリカにあり、約5万年前前後に世界各地へ移住しはじめたことが、
ミトコンドリアDNAの解析でわかっています。
移住の動機は、気候変動などの影響か、食物が少なくなったからといわれています。
現在に人類は、その時期に絶滅しかけたそうです。
人口としては、現在の全ての人類の祖先と言われている集団に限れば、
数百人規模にまで減ったとされています。

その事実を踏まえて考えてみると、
輪廻転生に必要な魂の数?!は、
過去の遡れば遡るほど数が合わなくなるということになります。
中世では何何だったとか、聞きますが、
その時代の人口は、いまの10分の一以下です。

人類全体のルーツも、700万年前ということになっています。
2千万年年前(地球の歴史に比べたら、つい最近のことです)には、
人類は影も形も無かった。
この事実を踏まえて考えると、DNAの情報は命が続く限り
受け継がれていきますが(これは証明された事実です)
人格を持った存在としての前世など疑問を感じる方が
自然だと思います。


2千万年年前(地球の歴史に比べたら、つい最近のことです)には、
人類は影も形も無かった。
この事実を踏まえて考えると、DNAの情報は命が続く限り
受け継がれていきますが、
同一の人格を持った存在としての生まれ変わるというのは、
あり得ないと思っています。

過去の記憶があったとしても、それは現在の自分とは
別の人格であり、別の人物なので、アイデンティティが同じで
肉体は別、当然経験したことも別、
時間的にも隔たった時代に生きた人物が同一人物だというのは、
無理があると感じます。

それと、人と人、人と動物植物たちも、我々が考えているほど、
各自が独立した存在ではないし、人と人同士なら意識レベルでも
同調していることが多いですよ。そう考えると、魂というものが
あるとして、それが社会的な人格のように、完全に独立した個人
に属するものと考えるのは、無理があるような気がします。
我々の意識はつながっている側面が多いからです。
ましてや、肉体を離れた魂が、他の意識や記憶と独立して、
現世のままのカタチで存在し続け、さらに
別に肉体に宿るなどという話は、今の私には信じがたいことです。

過去の記憶がある人へのインタビュー自体は本当だと思います。
しかし、その記憶イコール輪廻転生、過去生の証明にはならないと思いますね。

私に考え、世界観では、
精神的なカタチをとったエネルギーは、
(人の精神なり心なり魂と読んでもいいと思いますが、)
肉体という個性を持った存在が滅んだ後は、
人類、もっと言えば、宇宙全体の意識の中に戻って行くのだと思います。

それぞれの人々が経験し感じた記憶は、肉体が滅んでも消えることはない。
ただ、それは宇宙の全体意識のようなところにストックされている。
過去生の記憶がある人は、ある特定の過去の人物の記憶と同調する能力がある
(アクセスできる)のだと思います。
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