天邪鬼の独り言

日記、エッセイ、独り言、愚痴、フィクション、なんでもありのブログです。書きたいことを書きたいスタイルで書いていきます。

スポンサーサイト

 --, --   -
Category  スポンサー広告

ある日曜の昼下がり

空の彼方まで突き抜けるような青空の下を歩いていた。目に飛び込んで来るものすべてが色鮮やかで美しかった。見なれた風景のはずなのに、すべてが新鮮だった。澄み切った初春の空気は、ちょっと冷たいけれど肌に心地よく、心までもが透明になったような気がした。動きのない、人影のない景色は、時が止まったように感じられ、自分の歩みにつれて変わっていく景色だけが、かろうじて時の流れを表現していた。そんな、あまりにも美し...

 20, 2016   -
Category  

奇跡の命

私の身体は宇宙の塵。私の身体は宇宙の塵の固まったもの。だから、私の身体が物に帰ったとき、私は宇宙と一体になるんだ。私の心は宇宙の意思。私の心は宇宙の触覚。だから私は宇宙の心。私が感じることは宇宙が感じること。奇跡のような組合せが、私の命を作っている。100000000000000000000分の1の確率で宇宙の塵が組み合わさったとき、私という命が生まれた。だから私は奇跡、奇跡そのもの。君と僕、あなたと私は違うようで同...

 17, 2016   -
Category  

撲が撲である理由

ターミナル駅の地下道の雑踏の中を歩いていた。低い天井が真っ直ぐに伸びるその下は、人で埋まっている。人の群れ。そう表現するに相応しい人の数と密度だ。そのときふと思った。俺もその群れを構成する一人に過ぎないと。俺と他者を区別するもの、俺が俺であることは、何で証明できるのだろうか?と。15年以上前に観た映画で『ベルリン天使の詩』がある。その映画の中で誰の台詞だったか「撲が撲で、君が君なのは何故?」というよ...

 17, 2016   -
Category  
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。