天邪鬼の独り言

日記、エッセイ、独り言、愚痴、フィクション、なんでもありのブログです。書きたいことを書きたいスタイルで書いていきます。

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幼馴染と初恋の人の思い出…4

ミチヨは早熟な子供だったと思う。年齢よりずっと考え方が現実に沿っていて、判断力と洞察力と将来に対するヴィジョンがあった。擬似夫婦のような文字通り、ままごとをして遊んでいるときでさえ、彼女にとってそれが将来の結婚生活に向けた訓練、シュミレーションの役割をしているようだった。8歳位の頃、そんなミチヨから聞かれたことがある。「ショーちゃん、大人になったら何になりたい?」子供なら誰でも聞き、大人からは聞か...

 01, 2008   -

幼馴染と初恋の人の思い出…3

「あなたの家は、裕福だったわね。お屋敷と呼んでもいいくらいの広い家と、一日中遊んでいても飽きないくらいいろんな木や古井戸や納屋、小さな丘、池もある広い庭。とても羨ましかった。私んちなんて、お金が足りなくて天井裏も剥き出しのままの小さな家とその周りに空き地があるだけ。子供心にショーちゃんとことうちんちが、なんでこんなに違うのかと思ってたのよ」ちょっとショックだった。ミチヨが僕の家のことをこんな風に思...

 09, 2008   0

幼馴染と初恋の人の思い出…2

「あいつとはもう別れたよ。絶交したんだよ」「それに俺がなんでお兄さんを殺したいと思ったのかが、わからないよ!」僕は彼女の兄が死んだこととは無関係だということを、どうしたら彼女に信じてもらえるのだとうかと思いながら、そう言った。「そう、別れたのね。それでちょっと安心したわ。もう関係ないのね。」「関係ないよ。もう二度と会う気もないし。でも、何で俺がお兄さんの死と関係があると思ったの?」「ごめんなさい、...

 02, 2008   0

幼馴染と初恋の人の思い出…1

もう、二十年以上も前のことだった。夜の10時過ぎだったと思う。忘れていたあの人から突然の電話があったのは。電話の声は、僕の中学生のときの同級生だった。彼女から以前僕は、付き合って欲しいと電話で告白されたことがある。でも、当時の僕は女性の気持ちや感情などに疎く、彼女はそれほどタイプとも言えなかったことと、住んでいた場所が遠かったこともあり、すげなく断ったことがあった。その彼女から夜、突然の電話。一体...

 29, 2007   0
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